ワークエプロン
久しぶりにエプロンを作りました。
今回は胸当てのあるタイプのワークエプロン。
いつもオーバーオールを作っている、風合いの良い厚手のコットン生地。
カラーはカーキ。
お洋服を作るには足りない長さが余ってしまい、
以前からこの生地で作りたかったエプロンを。
フロントの大きなポケットの下に、動きやすいようスリットを。
アンティーク仕上げのハトメを付けたら、さらに雰囲気のあるエプロンに仕上がりました。
最近テレビで、前掛け専門店のストーリーを見ました。
酒屋さんをはじめ、職人の方々が腰に巻いているあの前掛け。
前掛けだけを専門に、ネットで海外に向け販売したり、ニューヨークで展示会をしたり。
日本語が入っている事もあって、海外でも人気だそう。
その会社の製品を作っているのは愛知県古い織り屋さん。
もう機械が製造されていないので、とっても貴重だそう。
オーダーで後から文字を染め、オリジナルの前掛けに。
私がコレを見て驚いたこと。
腰紐が着用するためだけではなく、キュッと紐を腰で結ぶ事で、重いものを提げたりする職人たちの腰を安定させ守っているということ。
遠州織物で服を作っているので、織り機のこと、生地が織りあがって行く工程はもちろん、すごく勉強になるし、機屋さんに行ったら、ずっと機械を見ていたいくらい好きなんですが。
この番組の内容で一番心に残り、エプロンは汚れから守るだけではないという事が分かり、
ちょっと前掛けとは違うかもしれませんが、エプロンが作りたくなりました。
服が作れない程の生地がたくさん余っているので、
今回のように服を作るにはちょっと足りなくて残ってしまう生地は、1点もののエプロンにしていくのも良いかなと。それもサスティナブル。
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